2024年版｜八村塁の年俸を1年目から最新シーズンまで総まとめ

NBAは選手の年俸が最も高額なスポーツリーグです。

中には年俸が40億円を超えるようなスター選手たちもいます。

ということで今回の記事では、NBA視聴歴20年以上の筆者が「八村選手の年俸」をNBA1年目から最新シーズンまで全てまとめました。

これまでに八村選手がNBAで結んできた契約の内容なども詳しく見ていきましょう。

この記事では上記のような押さえておくべきポイントについてしっかりと理解できるようになっています。

知識がなくてもゼロからわかるように解説していますので、NBA初心者の方もぜひ参考にしてみて下さい。

八村塁について

まずは改めて八村塁選手について確認しておきたいと思います。

これまでの経歴やNBAで結んだ契約についても見ていきましょう。

簡単なプロフィール

• 出身：富山県富山市
• 身長：203cm
• 体重：104kg

ベナン人の父と日本人の母を持つ八村塁選手は富山県富山市出身。

恵まれた体格と類まれなる運動能力を活かし、幼い頃から陸上や野球などでもその才能の片鱗を見せていました。

そんな八村選手は中学生のときにバスケを始めます。

バスケを始めてから現在に至るまでの経歴もざっくりと振り返ってみましょう。

これまでの経歴

• 中学 … 奥田中学
• 高校 … 明成高校
• 大学 … ゴンザガ大学
• NBA … ワシントン・ウィザーズ、ロサンゼルス・レイカーズ

奥田中学を全中準優勝に導いた八村選手は宮城の名門明成高校へと進学しました。

明成高校で達成したウインターカップ3年連続大会ベスト5選出という偉業は、あの田臥勇太選手以来の大記録です。

高校卒業後はアメリカの超強豪校ゴンザガ大学に進学。

大学3年生の頃に大学の様々なタイトルを総なめにした八村選手は、2019年ドラフト1巡目全体9位指名でワシントンウィザーズに入団しています。

NBAで結んだ契約

• 2019年 … ワシントンウィザーズと4年契約
• 2023年 … ロサンゼルスレイカーズと3年契約

八村選手はNBAでまず最初にワシントンウィザーズと4年間のルーキー契約を結びました。

1年にたった30名しか選ばれないドラフト1巡目指名という資格を得た選手たちには、他の新人選手たちとは比べ物にならないような手厚い待遇が待っています。

その一つが高額な年俸です。

ルーキー契約の年俸はドラフト指名順位によって異なり、より上位の選手の方が高額なサラリーを受け取ることができるという仕組み。

2019年NBAドラフト1巡目9位指名だった八村選手は、その年の新人選手の中で9番目に高額な契約を結ぶことができます。

実際に八村選手が結んだのは4年約2,000万ドルという契約で、日本円にして約22億円にものぼる契約金額でした。

しかも1〜2年目の契約は完全保証ですので、万が一契約を途中で打ち切られたとしても年俸の全額を受け取ることが可能なんです。

ではそんな手厚い待遇のルーキー契約を結んだ八村選手の具体的な年俸はいくらなのでしょうか。

次は実際の年俸を詳しく紹介していきます。

八村塁の年俸まとめ

では実際の年俸を詳しく見ていきましょう。

ここで紹介する年俸は記事作成時点のhttps://hoopshype.com/から抜粋したものです。（日本円表記の年俸は全て1$=110円で換算しています。)

過去の年俸一覧

まずは過去の年俸を一覧でまとめました。

八村選手がこれまでのキャリアで稼いできた年俸は以下の通り。

	年俸	1$=140円 換算
2019-20	$4,469,160	6億2568万2400円
2020-21	$4,692,840	6億5699万7600円
2021-22	$4,916,160	6億8826万2400円
2022-23	$6,263,188	8億7684万6320円
2023-24	$15,740,741	22億370万3740円
2024-25	$17,000,000	23億8000万円
2025-26	$18,259,259	25億5629万6260円
合計	$71,341,348	99億8778万8720円

こうやって並べてみると圧巻です。

次はそれぞれのシーズンごとに詳しく見ていきましょう。

2019-20シーズン

• 年俸：$4,469,160
• 順位：202位 / 515名

NBAデビューを果たした2019-20シーズンの年俸は$4,469,160（4億9160万7600円）です。

前述の通り八村選手はドラフト全体9位指名選手なので、この年のルーキーの中では9番目に年俸が高かったということになります。

しかしそれもあくまでルーキーの中での話。

実はNBA全体で見ると$4,469,160という年俸はそれほど高い金額ではなく、515選手中202位と真ん中くらいの順位でした。

ただ八村選手はルーキーながら出場した48試合全てでスターターを任され、1試合平均13.5得点6.1リバウンドをマーク。

この平均13.5得点というのはリーグ全体107位、6.1リバウンドにいたってはリーグ全体75位の成績ですので、実際には貰った年俸以上の活躍をしていたと言えそうです。

2020-21シーズン

• 年俸：$4,692,840
• 順位：219位 / 578名

未曾有のコロナ禍で開幕を迎えた2020-21シーズン。

この年の年俸は$4,692,840（5億1621万2400円）でした。

リーグ内での順位も前年度と殆ど変わらず578選手中219位。

ちなみにこの年の年俸ランキング1位に輝いたのはステフィン・カリーで、$43,006,362（47億3069万9820円）という文字通り桁違いの金額を稼いでいます。

NBA2年目の八村選手は、57試合に先発出場し1試合平均13.8得点5.5リバウンドをマーク。

数字だけを見ると1年目からあまり大きな変化はありませんが、チーム内での攻守に渡る存在感が増していたのは明白です。

ポジション関係なく対応できるディフェンス能力はチームからの信頼も非常に厚く、相手チームのエースをマークする時間も多く見られました。

崖っぷちだったウィザーズのプレーオフ進出にも大きく貢献し、日本人選手初のプレーオフ出場も成し遂げています。

2021-22シーズン

• 年俸：$4,916,160
• 順位：219位 / 578名

八村選手にとって苦しいスタートとなった2021-22シーズン。

個人的理由によって開幕から39試合連続で欠場したものの、2022年1月8日のオーランドマジック戦で無事シーズンデビューを果たしました。

このシーズンの年俸は$4,916,160（5億4077万7600円）と649選手中219位の金額です。

ちなみに渡邊雄太選手は年俸$1,762,796（1億9390万7560円）で404位にランクインしています。

開幕こそ出遅れた八村選手でしたが、シーズン終盤になるにつれて持ち前のシュートの精度がさらに向上。

特に3Pシュートの成功率は驚異の44.7%を記録し、前年度の32.8%から飛躍的に数字を伸ばしました。

来季2022-23シーズンはルーキー契約の最終年。

新たな契約ではどんな年俸が提示されるのか非常に楽しみです。

2022-23シーズン

• 年俸：$6,263,188
• 順位：202位 / 574名

ルーキー契約の最終年となる2022-23シーズン。

このシーズンの年俸は$6,263,188と、547選手中202位の金額です。

シーズン途中にワシントンウィザーズからロサンゼルスレイカーズへと移籍した後には、チームのカンファレンスファイナル進出に貢献するなど中心選手として大活躍を見せました。

シーズン終了後には制限付きFAとなりますので、今後の契約に注目しましょう。

2023-24シーズン

• 年俸：$15,740,741
• 順位：103位 / 539名

制限付きFAとして迎えた2023年のオフシーズン。

ロサンゼルスレイカーズは、八村選手との3年$51,000,000の契約を結んだと発表しました。

2023-24シーズンの年俸は$15,740,741にのぼる見込みです。

同日には渡邊雄太選手もフェニックスサンズとの契約合意が発表されており、同地区チーム同士の対戦にも注目が集まっています。

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まとめ

今回は八村塁選手の年俸をまとめて紹介しました。

来季以降の年俸にも是非注目してみて下さい。

（参考）
https://hoopshype.com/
https://www.basketball-reference.com/