世界最高峰のバスケットボールリーグNBA。
八村塁選手や渡邊雄太選手の活躍により、最近はNBAがテレビで取り上げられる機会もかなり増えているように感じます。

そういえば日本人のNBA選手ってどれくらい稼いでるの…?

選手の年俸はプレーした時代とか契約の内容によってかなり差があるよ!
ということで今回の記事では、NBA視聴歴20年以上の筆者が「歴代日本人NBA選手の契約内容・年俸推移」を全てまとめました。
歴代日本人NBA選手たちのNBAキャリアなどについても詳しく解説しています。
この記事では上記のような押さえておくべきポイントについてしっかりと理解できるようになっています。
知識がなくてもゼロからわかるように解説していますので、NBA初心者の方もぜひ参考にしてみて下さい。

画像引用元:https://premium.yahoo.co.jp/
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歴代の日本人NBA選手
まずはこれまでNBAでプレーした歴代の日本人選手を振り返っておきましょう。
各選手の経歴やNBAキャリアについてもざっくりと紹介します。
田臥勇太
- 生年月日:1980年10月5日
- 身長:173cm
- 体重:76kg
- ポジション:PG
- NBAキャリア:2004年
日本バスケ界のレジェンド田臥勇太選手。
能代工業高校時代には前人未到の高校9冠(高校総体・国体・全国高校選抜3連覇)を達成し、日本人として初めてNIKEフープサミットにも出場しています。
高校卒業後はアメリカのブリガムヤング大学ハワイ校へと留学し、NCAAディビジョン2の舞台でプレーしました。
アメリカから帰国した2002年にはトヨタ自動車アルバルク(現在のアルバルク東京)でJBL新人王を獲得。
翌2003年にNBAのサマーリーグへと参加した田臥選手は、見事デンバーナゲッツとの契約を勝ち取ります。
しかしながらデンバーナゲッツではシーズンが始まる前にウェイブされてしまったため、その年の開幕ロスターに残ることはできていません。
そして迎えた2004-05シーズン。
フェニックスサンズで開幕ロースターの座を掴んだ田臥選手は、2004年9月6日に日本人初となるNBAデビューを果たします。
渡邊雄太
- 生年月日:1994年10月13日
- 身長:206cm
- 体重:98kg
- ポジション:SF/PF
- NBAキャリア:2018年〜
地元香川県の尽誠学園高校をウインターカップ2年連続準優勝に導き、高校生の頃から既に日本代表としても活躍していた渡邊雄太選手。
高校卒業後にアメリカのセント・トーマスモアスクールへの留学を決意した背景には、レジェンド田臥勇太選手の後押しがあったそうです。
その後ジョージ・ワシントン大学へと進学した渡邊選手はNCAAディビジョン1で4年間プレーし、チームキャプテンに就任した大学4年目にはカンファレンスの最優秀守備選手賞も受賞しました。
大学卒業後のドラフトで指名されることはなかったものの、サマーリーグなどでの活躍が評価されNBAメンフィスグリズリーズと2way契約を結びます。
2020年にはトロントラプターズとも2way契約を締結。
そしてNBA3シーズン目の2021年4月にはトロントラプターズと念願のNBA本契約を結びました。
八村塁
- 生年月日:1998年2月8日
- 身長:203cm
- 体重:104kg
- ポジション:PF
- NBAキャリア:2019年〜
名門明成高校で1年生からレギュラーとして活躍した八村選手は、チームをウインターカップ3連覇に導きました。
彼が残した3年連続ウインターカップ大会ベスト5選出という記録は、田臥勇太選手以来誰も達成していなかった偉業です。
高校卒業後にはアメリカの強豪校ゴンザガ大学へと進学し、3年生の頃には全米トップレベルのパワーフォワードとして様々なタイトルを総なめに。
名実ともに学生トッププレーヤーとなった八村選手は2019年のNBAドラフトにエントリーを表明します。
そしてNBAドラフトでは1巡目全体9位指名でワシントンウィザーズが指名。
日本人史上初となるNBAドラフト1巡目指名という快挙を成し遂げました。
契約内容・年俸推移まとめ
ではここから本題である歴代日本人選手たちの契約内容・年俸推移を詳しく見ていきましょう。
ここで紹介する年俸は記事作成時点のhttps://hoopshype.com/から抜粋したものです。(日本円表記の年俸は全て1$=110円で換算しています。)
田臥勇太の契約内容・年俸推移
田臥選手のNBAにおける契約内容と年俸推移は以下の通り。
- 2004年:フェニックスサンズと2年契約
年俸 | 1$=110円 換算 | |
---|---|---|
2004-05 | $108,066 | ¥11,887,260 |
合計 | $108,066 | ¥11,887,260 |
2004年にフェニックスサンズの開幕ロスター入りを勝ち取った田臥選手は、チームと2年契約を結んでいます。
ちなみに契約では、2004-05シーズンのサラリーは$620,046(6820万5060円)でした。
ただこの契約には保証が付いていなかったため、途中で解雇された場合はその時点までのサラリーしか受け取ることができません。
田臥選手は開幕戦で日本人選手初となるNBAデビューを果たしたものの、開幕から7試合を終えた後にサンズからウェイブ。
そのため実際の年俸は$108,066(1188万7260円)となっています。
渡邊雄太の契約内容・年俸推移
渡邊選手のNBAにおける契約内容と年俸推移は以下の通り。
- 2018年:メンフィスグリズリーズと2way契約
- 2020年:トロントラプターズラプターズと2way契約
- 2021年:トロントラプターズと2年間のNBA本契約
- 2023年:ブルックリンネッツと1年契約
年俸 | 1$=110円 換算 | |
---|---|---|
2018-19 | $77,250 | ¥8,497,500 |
2019-20 | $79,568 | ¥8,752,480 |
2020-21 | $737,996 | ¥81,179,560 |
2021-22 | $1,762,796 | ¥193,907,560 |
2022-23 | $1,968,175 | ¥216,499,250 |
合計 | $4,625,785 | ¥508,836,350 |
渡邊選手はNBAでまず最初にメンフィスグリズリーズと2way契約を結びました。
2way契約とは「NBAとGリーグの中間」に位置するような契約で、NBAでプレーできる日数に制限があるため基本的には下部リーグのGリーグが主戦場となります。
そんな2way契約はサラリーも特殊です。
2018-19シーズンにおける2way契約のサラリー内訳は以下の通り。
- NBAチームに帯同した日数 × $5,075(NBAルーキー最低年俸の日割り)
- Gリーグチームに帯同した日数 × $560(2wayスケールサラリーの日割り)
上記の通り、「NBAチームに帯同した日数」と「Gリーグチームに帯同した日数」によって各2way契約選手の年俸額が変わってきます。
この2018-19シーズンのNBAルーキーのミニマムサラリーが$838,464(9223万1040円)だったことを考えると、渡邊選手の年俸$77,250(849万7500円)という金額がかなり低いのがよく分かるはず。
メンフィスグリズリーズと2年間の2way契約を満了した渡邊選手は、2020-21シーズン開幕前にトロントラプターズと2way契約を締結しました。
そのシーズンの途中に念願のNBA本契約を勝ち取ったため、年俸額が$737,996(8117万9560円)へと跳ね上がっています。
2022-23シーズン開幕前には、ブルックリンネッツとの契約を締結。
これは1年間の無保証契約で、年俸は$1,968,175(2億1649万9250円)ほどと報じられています。
八村塁の契約内容・年俸推移
八村選手のNBAにおける契約内容と年俸推移は以下の通り。
- 2019年:ワシントンウィザーズと4年契約
年俸 | 1$=110円 換算 | |
---|---|---|
2019-20 | $4,469,160 | ¥491,607,600 |
2020-21 | $4,692,840 | ¥516,212,400 |
2021-22 | $4,916,160 | ¥540,777,600 |
2022-23 | $6,263,188 | ¥688,950,680 |
合計 | $20,341,348 | ¥2,237,548,280 |
NBAのドラフト1巡目指名というのは、1年でたった30人しか選ばれない非常に狭き門。
そんなドラフト1巡目指名を勝ち取ったルーキーには手厚い待遇が待っています。
まず第一に、新人の段階から既にサラリーが超高額です。
ドラフト1巡目指名選手のサラリーは、指名順位が高いほどその金額も高くなるという仕組み。
八村選手はドラフト全体9位指名でしたので、新人ながら4年$20,341,348(22億3754万8280円)という契約を結びました。
さらにドラフト1巡目指名選手の契約は1年目と2年目が完全保証という特徴もありますので、仮に契約の途中で解雇されたとしてもその年のサラリーを全額受け取れるんです。
このルーキー契約のあとに続く契約も高額になることが予想されています。
次の契約内容にも注目しておきましょう。
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まとめ
今回は歴代日本人選手の契約内容や年俸推移をまとめて紹介しました。
来季以降の契約にも是非注目してみて下さい。
(参考)
https://hoopshype.com/