世界最高峰のバスケットボールリーグNBAにおいて、今シーズンも八村塁選手や渡邊雄太選手といった日本人選手たちが素晴らしい活躍を続けています。
そんな日本人選手が出場するNBAの試合は、動画配信サービス「NBA Rakuten」から視聴可能です。
日本人選手の試合が観たいんだけど、どの視聴プランに入ればいいの…?
日本人選手の出場試合は、視聴プランによって配信される数が全然違うよ!
ということで今回の記事では、NBA視聴歴20年以上の筆者が「NBA Rakutenで日本人選手を視聴するのにオススメのプラン」についてまとめました。
八村塁選手・渡邊雄太選手の出場試合が各視聴プランではどれくらい配信されていたのか、シーズンごとに詳しく見ていきましょう。
この記事では上記のような押さえておくべきポイントについてしっかりと理解できるようになっています。
NBA Rakutenをよく知らないという方でもゼロからわかるように解説していますので、視聴プランを選ぶ際の参考にしてみて下さい。1
NBA Rakutenについて
そもそもNBA Rakutenとは一体どんなものなのでしょうか。
ここではサービスの概要や、NBA Rakutenの視聴プランについて紹介します。
NBA Rakutenとは
NBA Rakutenとは、楽天グループ株式会社が運営するNBAの動画配信サービスです。
サマーリーグ・NBAレギュラーシーズン・プレーオフ・NBAファイナル・オールスターなどNBAの全試合をLIVE配信しています。
主な6つのサービス
NBA Rakutenではどんなことができるのでしょうか。
主な6つのサービスからその中身について見ていきましょう。
1. 全試合をLIVE・見逃し配信
NBA Rakutenではシーズンの全試合が配信されます。
レギュラーシーズンやプレーオフはもちろん、ドラフト、サマーリーグ、オールスターゲームなども配信中です。
ちなみにそれぞれの試合は、LIVE配信と見逃し配信の両方で視聴できます。
自分の好きなタイミングで、いつでも手軽にNBAを楽しみましょう。
2. TVやタブレットからも視聴可能
スマートフォンやタブレットはもちろん、テレビやゲーム機からも試合を視聴することができます。
NBA Rakutenの対応デバイスは以下の通り。(ここで紹介する情報は記事作成時点のものです。)
- iOS 12.0以上
- Android 6.0以上
- Windows8.1/10
- Mac10.11~
- Chromecast
- Fire TV
- PlayStation®4
- Android TV
- Apple TV (4K・第4世代)
- VIERA(2017年以降モデル)
- HDMI接続
現在NBAのテレビ放送は行われていませんが、上記のデバイスを使うことでNBAの試合をテレビで視聴することも可能です。
対応デバイスや視聴方法については、NBA Rakuten公式サイトから最新の情報を確認できます。
3. 便利なダウンロード機能
NBA Rakutenでは試合のダウンロードが可能です。
自宅のWi-Fiなどで予めダウンロードしておけば、外でも通信制限を気にすることなく視聴することができます。
もちろん試合だけでなく、ハイライト映像など動画コンテンツのダウンロードも可能。
便利なダウンロード機能を使って、いつでもどこでも気軽にNBAをお楽しみ下さい。
4. 観戦中のライブチャット機能
NBA Rakutenには、試合を観ながら他のユーザーとライブチャットできる機能が搭載されています。
ファン同士がリアルタイムで交流できるライブチャット機能を使えば、NBAの試合がいつも以上に楽しめるはず!
ライブチャット機能ではアイコンとニックネームが設定可能です。
NBA Rakutenのプロフィールページから、予めお好きなアイコンとニックネームを設定しておきましょう。
5. 注目試合は日本語解説付き
注目試合は日本語実況・解説付きで配信されます。
NBA Rakutenの日本語解説はお馴染みの有名解説者たちが務めますので、NBA初心者の方も安心してご覧下さい。
ちなみに試合は日本語・英語の切り替え以外にも、英語配信のホームとアウェーを切り替えることも可能です。(一部試合を除く)
応援しているチームがあるようなコアなNBAファンの方は、地元放送局の試合映像で贔屓チームを応援してみましょう!
6. 試合以外の動画コンテンツも充実
NBA Rakutenでは、試合以外にも様々な動画コンテンツが配信されています。
主な動画コンテンツは以下の通り。
- 特集
- ハイライト
- 日本人選手
- クラシック
- ドキュメンタリー
- 番組
- セレクション
- NBA TV
ハイライトにもロングとショートの2種類があり、ロングハイライトは1試合を10分に凝縮して視聴できる人気コンテンツです。
派手なハイライトシーンだけでなく得点シーンや終盤の競り合いまでしっかり観られるようになっていますので、時間がない中で試合の流れをサクッと把握したいときにオススメ。
選べる2つの視聴プラン
NBA Rakutenには主に2つの視聴プランがあり、そのプランによって視聴できるコンテンツや利用料金が異なります。
各プランの概要は以下の通り。
LEAGUE PASS | BASIC PASS | |
---|---|---|
料金 | 月額2,970円 シーズン21,780円 | 月額990円 |
視聴可能試合 | 全試合配信 | NBA Rakutenが 厳選した7試合/週 |
LIVE配信 | ◯ | △ (一部見逃し配信) |
見逃し配信 | ◯ | ◯ |
同時視聴数 | 2台 | 1台 |
ダウンロード | ◯ | ◯ |
ライブチャット | ◯ | ◯ |
ショート ハイライト | ◯ | ◯ |
ロング ハイライト | ◯ | × |
NBA TV | ◯ | ○ |
NBA Rakutenでは自分に合った視聴プランを選ぶことが非常に重要です。
それぞれの特徴についてざっくりと見ておきましょう。
1. LEAGUE PASS
- 月額 :2,970円
- シーズン:21,780円
- 配信内容:全試合配信
LEAGUE PASSなら、シーズン開幕からファイナルまでの全試合をLIVE配信で視聴できます。
他にもロングハイライトなど、NBA Rakutenで配信される全てのコンテンツを利用可能です。
視聴する試合を自分で選びたい方やNBAファイナルをLIVE配信で観たい方など、NBAをガッツリ楽しみたい場合にはLEAGUE PASSを選んでおけば間違いありません。
そんなLEAGUE PASSの支払い方法は、月額プランとシーズンプランの2種類。
1シーズンが通常の9ヶ月で終了した場合、シーズンプランの方が月額プランよりもおよそ5,000円ほどお得に利用できます。
またLEAGUE PASSを契約中の方は、NBA JAPAN GAMESチケット最速先行発売に参加できるなどの限定特典も満載。
LEAGUE PASS限定特典やプランの詳細に関しては、NBA Rakuten公式サイトから最新の情報をご確認下さい。
2. BASIC PASS
- 月額 :990円
- シーズン:なし
- 配信内容:7試合/週
一方のBASIC PASSは、月額990円からNBAを手軽に楽しめるリーズナブルなプラン。
NBA Rakutenが選んだ試合を週に7試合ほど視聴することができます。
観る試合を自分で選べないのは少しネックですが、逆に言うと「どの試合を観ればいいのか分からない」というNBA初心者の方にはオススメのプランです。
また普段から見逃し配信視聴が中心の方であれば、カンファレンスファイナル・NBAファイナルが見逃し配信のみという点も問題ありません。
先程の比較表でも紹介した通り、ダウンロード機能やライブチャットといった基本的なサービスはBASIC PASSでも利用することができます。
NBA Rakutenを始めるかどうか迷っているという方は、まず試しにBASIC PASSで実際の使用感や視聴環境などを確かめてみましょう。
日本人選手の配信数を検証
ではここから日本人選手の出場試合が各視聴プランでどれくらい配信されていたのかを検証していきます。
2019-20シーズン以降の配信状況を、シーズンごとに見てみましょう。
2019-20シーズン
まずは2019-20シーズンの配信状況から。
この年の日本人選手出場数と、各視聴プランでの配信数は以下の通りです。
八村塁 | 渡邊雄太 | |
---|---|---|
出場試合数 | 48試合 | 18試合 |
LEAGUE PASS | 48 / 48 | 18 / 18 |
BASIC PASS | 47 / 48 | 8 / 18 |
前述の通りLEAGUE PASSではシーズンの全試合が配信されますので、当然日本人選手が出場した試合も全て視聴可能となっています。
問題はBASIC PASSでの配信数。
この年は八村選手が日本人初のドラフト1巡目指名を受けたシーズンということもあり、BASIC PASSでは八村選手の所属するワシントンウィザーズの試合が非常に多く配信されました。
そのため八村選手が出場した試合も、48試合のうち47試合が視聴可能です。
実際八村選手目当てにBASIC PASSを始めた方が多かったようなので、この配信状況も当然の配慮と言えるかもしれません。
もうひとりの日本人選手の渡邊選手ですが、BASIC PASSでは出場した18試合のうち8試合が視聴可能でした。
BASIC PASSでメンフィスグリズリーズの試合が配信されることは比較的多かったものの、2way契約下にあった渡邊選手はこのとき試合のベンチ入りすら不明確な状況。
NBA Rakuten側からしても渡邊選手が出場するかどうかの予測は非常に難しく、結果的にBASIC PASSでは出場18試合中8試合のみが視聴可能というシーズンになっています。
ただその代わり、渡邊選手が出場するGリーグの試合がBASIC PASSでも一部視聴可能でした。
このように2019-20シーズンは、BASIC PASSでも日本人選手の出場試合がなるべく多く観られるようにかなり配慮されていたんです。
2020-21シーズン
続いて2020-21シーズンの配信状況について。
各視聴プランでの配信数は以下の通りです。(プレシーズン・プレーオフを含む)
八村塁 | 渡邊雄太 | |
---|---|---|
出場試合数 | 65試合 | 54試合 |
LEAGUE PASS | 65 / 65 | 54 / 54 |
BASIC PASS | 22 / 65 | 14 / 54 |
2020-21シーズン、八村選手は65試合、渡邊選手に54試合に出場。
もちろんLEAGUE PASSでは、日本人選手が出場した全試合が視聴可能です。
一方のBASIC PASSは、このシーズンから配信される試合の傾向が大きく変わりました。
2019-20シーズンにはワシントンウィザーズの試合を81試合配信していましたが、この2020-21シーズンは37試合のみの配信に。
その結果、八村選手の出場試合は22試合のみの配信にとどまっています。
ワシントンウィザーズの37試合配信というは全30チーム中トップの数字ではあるものの、とりあえずBASIC PASSに入っていれば八村選手の試合がほぼ全て見られるという状況でなくなったのは間違いありません。
一方の渡邊選手はこのシーズン54試合に出場し、BASIC PASSではそのうち14試合が配信されています。
新型コロナウイルス対策の一環で2way契約選手の出場制限が緩和されたこともあり、昨シーズンに比べて渡邊選手の出場機会自体がかなり増加。
渡邊選手がシーズン途中に念願のNBA本契約を勝ち取ったことで、所属するトロントラプターズの試合がBASIC PASSで配信されることも多くなっていたような印象です。
とはいえ2020-21シーズンにおいて、日本人選手出場試合がBASIC PASSで配信されたのは全体の約3割ほど。
BASIC PASSに入っておけば日本人選手の試合をほとんど観られる、というNBA初心者に配慮した時代が終わったと言えます。
日本人選手の試合をなるべく多く観たいという場合には、「LEAGUE PASSに入っておくべき」となった転換期のシーズンです。
2021-22シーズン
次は2021-22シーズンの配信状況を見ていきましょう。
各視聴プランの配信数は以下の通りです。(プレシーズン・プレーオフを含む)
八村塁 | 渡邊雄太 | |
---|---|---|
出場試合数 | 42試合 | 43試合 |
LEAGUE PASS | 42 / 42 | 43 / 43 |
BASIC PASS | 17 / 42 | 17 / 43 |
両選手とも開幕から欠場が続いた2021-22シーズン、八村選手は42試合、渡邊選手は43試合に出場しました。
その全試合がLEAGUE PASSで配信されたことは言うまでもありません。
ただその一方、日本人選手の欠場が続いたことで、BASIC PASSでは昨シーズンよりもさらに日本人選手出場試合の配信が少なくなっています。
八村選手出場試合はBASIC PASSで17試合のみ視聴可能でした。
ちなみに八村選手の所属するワシントンウィザーズは、全82試合中30試合がBASIC PASSで配信。
これはゴールデンステートウォーリアーズに次ぎ全30チーム中第2位の配信数で、ついにBASIC PASS配信数トップチームの座を明け渡すことになっています。
またBASIC PASSでは、渡邊選手の出場試合も17試合のみ視聴可能でした。
シーズン途中からチームのローテーションを外れてしまったことで、渡邊選手の出場機会自体がかなり減ったというのもこの配信数にとどまった大きな要因です。
2021-22シーズンのNBA Rakutenにおいても、日本人選手出場試合がBASIC PASSで配信されたのは全体の約4割ほどという結果に。
やはり大きな転換期となった2020-21シーズン以降、日本人選手の出場試合をなるべく多く観たい場合には「LEAGUE PASSに入っておくべき」と言えるでしょう。
2022-23シーズン
2022-23シーズンの配信状況について。
各視聴プランの配信数は以下の通りです。(プレシーズン・プレーオフを含む)
八村塁 | 渡邊雄太 | |
---|---|---|
出場試合数 | 84試合 | 63試合 |
LEAGUE PASS | 84 / 84 | 63 / 63 |
BASIC PASS | 34 / 84 | 23 / 63 |
日本人選手の活躍が目立った2022-23シーズン、プレシーズンとプレーオフを含めて八村選手は84試合、渡邊選手は63試合に出場しました。
昨シーズンに比べて両選手とも出場が増えたことで、BASIC PASSで配信される試合数も少し増えています。
特に八村選手はシーズン途中のレイカーズ移籍以降、BASIC PASSでも視聴できる機会が増えた印象です。
八村選手の出場試合はBASIC PASSで34試合視聴可能でした。
一方の渡邊選手はシーズン後半から出場機会自体が減ったこともあり、BASIC PASSで配信される試合数は微増といった感じ。
渡邊選手の出場試合はBASIC PASSで23試合視聴可能でした。
それでもやはりBASIC PASSで視聴できる試合数は、出場全試合のうち半数にも届きません。
日本人選手の出場試合をなるべく多く観たい場合には「LEAGUE PASSに入っておくべき」という状況は変わっていません。
日本人選手の試合を観るなら
今回の検証結果をまとめて見ておきましょう。
NBA Rakutenの各視聴プランにおける、日本人選手出場試合の配信状況は以下の通り。
ここまで見てきた検証結果からも分かる通り、日本人選手出場試合の配信数は視聴プランによって大きく異なります。
特に2020-21シーズン以降、BASIC PASSの配信傾向は大きく変化してきました。
また今後もBASIC PASSの配信内容はシーズンごとに変化していくことが予想されるため、来シーズン以降に日本人選手の出場試合がどれくらい配信されるのかも不透明です。
なので日本人選手の出場試合をなるべく多く観たいという方は、BASIC PASSよりもLEAGUE PASSに入っておくことを強くオススメします。
- 基本はLEAGUE PASS
- 一部でいいならBASIC PASS
この結論はあくまで過去のシーズンをもとに筆者が独自に検証したものではありますが、NBA Rakutenを始める際の参考になれば幸いです。
ちなみに、各視聴プランへのお申込みはNBA Rakuten公式サイトから3分ほどで完了します。
お得なキャンペーンなどもありますので、是非この機会にNBA Rakutenに申し込んでみましょう!
NBAを見るならNBA Rakutenで!
NBA Rakutenでは、サマーリーグ・プレーシーズンからNBAファイナルまでの全試合を配信中です!
日本国内でNBA全試合が観られるのはNBA Rakutenだけ!
2023年10月20日からは、楽天モバイルユーザー向けの「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」が始まりました!
楽天モバイルユーザーなら、NBA Rakutenの全試合・全コンテンツが追加料金なしで利用できますので、NBAファンの方はこの機会に楽天モバイルへと乗り換えるのがおすすめです!!
さらに楽天モバイルに初めての乗り換える方には、13,000円相当のポイントが貰えるキャンペーンも実施中!
まとめ
今回はNBA Rakutenにおける、視聴プラン別の日本人選手出場試合数を検証しました。
自分に合った視聴プランでNBAを楽しみましょう。