動画配信サービス「NBA Rakuten」では、八村塁選手や渡邊雄太選手の出場試合を含むNBAの全試合が配信されています。
現地放送局の中継はもちろん、一部の注目試合は日本語実況・解説でも視聴可能です。
八村選手を日本語解説で観たいなぁ…。日本解説が多いのはどのチームなの?
日本語解説の試合は、チームによって配信される数が全然違うよ!
ということで今回の記事では、NBA視聴歴20年以上の筆者が「NBA Rakutenのチーム別 日本語解説試合数」についてまとめました。
各チームごとの日本語解説試合数や傾向なども詳しく見ていきましょう。
この記事では上記のような押さえておくべきポイントについてしっかりと理解できるようになっています。
NBA Rakutenをよく知らないという方でもゼロからわかるように解説していますので、これから申し込みをする際の参考にしてみて下さい。1
NBA Rakutenについて
まずはNBA Rakutenについて改めて紹介しておきます。
そもそもNBA Rakutenはどんなサービスなのか、どんな視聴プランがあるのかなど、詳しく見ていきましょう。
NBA Rakutenとは
NBA Rakutenは、楽天グループ株式会社が運営するNBAの動画配信サービスです。
サマーリーグ・プレシーズン・NBAレギュラーシーズン・プレーオフ・NBAファイナル・オールスターなどNBA全試合をLIVE配信しています。
選べる2つの視聴プラン
NBA Rakutenには基本的に2つの視聴プランがあり、プランによって視聴できる動画コンテンツや料金が異なります。
各プランの概要は以下の通り。(スクロール可能)
LEAGUE PASS | BASIC PASS | |
---|---|---|
料金 | 月額2,970円 シーズン21,780円 | 月額990円 |
視聴可能試合 | 全試合配信 | NBA Rakutenが 厳選した7試合/週 |
LIVE配信 | ◯ | △ (一部見逃し配信) |
見逃し配信 | ◯ | ◯ |
同時視聴数 | 2台 | 1台 |
ダウンロード | ◯ | ◯ |
ライブチャット | ◯ | ◯ |
ショート ハイライト | ◯ | ◯ |
ロング ハイライト | ◯ | × |
NBA TV | ◯ | ○ |
NBA Rakutenに初めて申し込む場合、この視聴プラン選びというのが地味に悩みどころです。
ということで、2つの視聴プランについてもう少し詳しく見ておきましょう。
1. LEAGUE PASS
- 月額 :2,970円
- シーズン:21,780円
- 配信内容:全試合配信
LEAGUE PASSでは、シーズン開幕からNBAファイナルまでの全試合をLIVE配信と見逃し配信で視聴できます。
他にも過去数シーズンの全試合など、NBA Rakutenで配信される全てのコンテンツが利用可能です。
視聴する試合を自分で選びたい方や、プレーオフ終盤も全てLIVE配信で観たい方など、NBAを思う存分楽しみたいという場合にはこのLEAGUE PASSを選んでおきましょう。
そんなLEAGUE PASSの支払い方法は、月額プランとシーズンプランの2種類があります。
シーズンが通常通りに終了した場合、シーズンプランの方が月額プランよりも約5,000円ほどお得です。
またLEAGUE PASSを契約中の方には、NBAチケット最速先行発売・限定クーポン配布といった特典も満載。
LEAGUE PASS限定特典などの詳細に関しては、NBA Rakuten公式サイトから最新の情報をご確認下さい。
2. BASIC PASS
- 月額 :990円
- シーズン:なし
- 配信内容:7試合/週
一方のBASIC PASSは、月額990円からNBAを手軽に楽しめるリーズナブルな視聴プラン。
NBA Rakuten側が厳選した試合を週に7試合ほど視聴することができます。
観る試合を自分で選択できないのは少しネックですが、逆に言うと「どの試合を観ればいいのか分からない」というNBA初心者の方にはピッタリのプランです。
また普段から主に見逃し配信を利用している方であれば、カンファレンスファイナル・NBAファイナルが見逃し配信のみという点もおそらく問題ありません。
ダウンロード機能やライブチャットといった基本的なサービスは利用することができますので、BASIC PASSでも十分にNBAを楽しむことができます。
まだNBA Rakutenを利用したことがない方は、とりあえずBASIC PASSで実際の使用感や視聴環境を確かめてみましょう。
BASIC PASSの詳細や配信スケジュールなどは、公式サイトから最新の情報をご確認下さい。
日本語解説も配信中
NBA Rakutenでは日本語実況・解説の試合も配信されています。
解説はお馴染みの有名解説者たちが務めており、NBA初心者の方でも安心して試合を楽しむことが可能です。
ただ全試合に日本語解説が付くわけではなく、基本的にはNBA Rakutenが選んだ一部の注目試合のみ。
視聴プランによっても配信される試合数が大きく異なります。
なのでNBA Rakutenを日本語解説目的で申し込むという場合には、予めどのような配信状況なのかを知っておかなくてはいけません。
次はNBA Rakutenにおけるチーム別の日本語解説試合数について詳しく見ていきましょう。
チーム別 日本語解説試合数
ではここから本題であるチーム別の日本語解説試合数を見ていきます。
日本人選手の所属するチームなどにも注目してみて下さい。
2021-22シーズン
2021-22シーズンのNBAは、プレシーズン・レギュラーシーズン・プレーオフ合わせて合計1389試合が開催されました。
NBA Rakutenでは、その1389試合のうち120試合で日本語解説が配信されています。
全試合数 | 日本語解説 | |
---|---|---|
プレシーズン | 66 | 0 |
レギュラーシーズン | 1230 | 58 |
プレーオフ | 93 | 62 |
合計 | 1389 | 120 |
今季のプレシーズンでは日本語解説は実施されていません。
レギュラーシーズンに入ると毎週1試合ほどのペースで日本語解説が配信され、プレーオフが進むにつれてその頻度が高くなるといった感じ。
NBA Rakutenでは毎年のように配信内容が変わりますが、日本語解説に関してはこのような配信傾向がここ数シーズン続いています。
では、2021-22シーズンに配信された日本語解説付きの120試合をチーム別に見ていきましょう。
レギュラーシーズンにおけるNBA全30チームの日本語解説試合数をランキングにまとめました。(スクロール可能)
チーム | 全試合数 | 日本語解説 | |
---|---|---|---|
1 | Washington Wizards | 82 | 21 |
2 | Golden State Warriors | 82 | 14 |
3 | Los Angeles Lakers | 82 | 11 |
4 | Toronto Raptors | 82 | 10 |
5 | Chicago Bulls | 82 | 5 |
6 | Brooklyn Nets | 82 | 5 |
7 | Atlanta Hawks | 82 | 4 |
8 | Boston Celtics | 82 | 3 |
9 | Dallas Mavericks | 82 | 3 |
10 | Los Angeles Clippers | 82 | 3 |
11 | Phoenix Suns | 82 | 3 |
12 | Portland Trail Blazers | 82 | 3 |
13 | San Antonio Spurs | 82 | 3 |
14 | Memphis Grizzlies | 82 | 3 |
15 | Milwaukee Bucks | 82 | 2 |
16 | Utah Jazz | 82 | 2 |
17 | Charlotte Hornets | 82 | 2 |
18 | Cleveland Cavaliers | 82 | 1 |
19 | New Orleans Pelicans | 82 | 1 |
20 | Denver Nuggets | 82 | 1 |
21 | Miami Heat | 82 | 1 |
22 | Indiana Pacers | 82 | 1 |
23 | Philadelphia 76ers | 82 | 1 |
24 | Oklahoma City Thunder | 82 | 1 |
25 | Houston Rockets | 82 | 0 |
26 | Minnesota Timberwolves | 82 | 0 |
27 | New York Knicks | 82 | 0 |
28 | Orlando Magic | 82 | 0 |
29 | Sacramento Kings | 82 | 0 |
30 | Detroit Pistons | 82 | 0 |
ご覧の通り、日本語解説の試合数はチームによってかなり差があることが分かります。
第1位はワシントンウィザーズで21試合。
次いでゴールデンステートウォリアーズが14試合、ロサンゼルスレイカーズが11試合、トロントラプターズが10試合と多めに配信されました。
やはり八村塁選手が所属するワシントンウィザーズと、渡邊雄太選手が所属するトロントラプターズの試合には日本語解説が付くことが多いようです。
また楽天グループ株式会社がメインスポンサーを務めているゴールデンステートウォリアーズ、レブロン・ジェームズらオールスター選手が集結したロサンゼルスレイカーズの試合もNBA Rakutenではかなり頻繁に日本語解説が行われています。
ただそれ以外の26チームはどれも5試合以下しか日本語解説が行われておらず、その試合もほとんどが上記4チームと対戦した試合でした。
中には1試合も日本語解説が実施されなかったチームがありますので、日本語解説を目当てにNBA Rakutenへ申し込む方は予め注意が必要です。
ちなみにプレーオフでの日本語解説試合数ランキングはこちら。(プレーイントーナメントも含む)
チーム | 全試合数 | 日本語解説 | |
---|---|---|---|
1 | Boston Celtics | 24 | 20 |
2 | Golden State Warriors | 22 | 18 |
3 | Miami Heat | 18 | 15 |
4 | Dallas Mavericks | 18 | 14 |
5 | Phoenix Suns | 13 | 10 |
6 | Milwaukee Bucks | 12 | 7 |
7 | Philadelphia 76ers | 12 | 7 |
8 | Memphis Grizzlies | 12 | 7 |
9 | New Orleans Pelicans | 8 | 5 |
10 | Atlanta Hawks | 7 | 4 |
11 | Minnesota Timberwolves | 7 | 3 |
12 | Cleveland Cavaliers | 2 | 2 |
13 | Denver Nuggets | 5 | 2 |
14 | Los Angeles Clippers | 2 | 2 |
15 | Brooklyn Nets | 5 | 2 |
16 | Utah Jazz | 6 | 2 |
17 | Chicago Bulls | 5 | 1 |
18 | San Antonio Spurs | 1 | 1 |
19 | Toronto Raptors | 6 | 1 |
20 | Charlotte Hornets | 1 | 1 |
プレーオフに関しては、中盤以降ほぼ毎試合で日本語解説が行われていましたので、勝ち進んだチームの日本語解説試合数はその分多くなります。
こちらは参考程度にご覧下さい。
2022-23シーズン
2022-23シーズンのNBAでは、プレシーズン・レギュラーシーズン・プレーオフ合わせて合計1390試合が開催されました。
NBA Rakutenでは、その1389試合のうち136試合で日本語解説が配信されています。
全試合数 | 日本語解説 | |
---|---|---|
プレシーズン | 70 | 2 |
レギュラーシーズン | 1230 | 72 |
プレーオフ | 90 | 62 |
合計 | 1390 | 136 |
日本語で配信される試合数や傾向は、前年度とほどんど変わりません。
2021-22シーズンと同じく、レギュラーシーズンには毎週1試合ほどのペースで日本語解説が配信され、プレーオフが進むにつれてその頻度が高くなっていきました。
では、2022-23シーズンに配信された日本語解説付きの136試合をチーム別に見ていきましょう。
レギュラーシーズンにおけるNBA全30チームの日本語解説試合数をランキングにまとめました。(スクロール可能)
チーム | 全試合数 | 日本語解説 | |
---|---|---|---|
1 | Los Angeles Lakers | 82 | 24 |
2 | Golden State Warriors | 82 | 17 |
3 | Brooklyn Nets | 82 | 15 |
4 | Washington Wizards | 82 | 12 |
5 | Dallas Mavericks | 82 | 10 |
6 | Boston Celtics | 82 | 8 |
7 | Milwaukee Bucks | 82 | 8 |
8 | Memphis Grizzlies | 82 | 6 |
9 | Miami Heat | 82 | 5 |
10 | Philadelphia 76ers | 82 | 5 |
11 | New Orleans Pelicans | 82 | 4 |
12 | Phoenix Suns | 82 | 4 |
13 | Atlanta Hawks | 82 | 2 |
14 | Cleveland Cavaliers | 82 | 2 |
15 | Denver Nuggets | 82 | 2 |
16 | Los Angeles Clippers | 82 | 2 |
17 | Minnesota Timberwolves | 82 | 2 |
18 | Indiana Pacers | 82 | 2 |
19 | San Antonio Spurs | 82 | 2 |
20 | Toronto Raptors | 82 | 2 |
21 | Utah Jazz | 82 | 2 |
22 | Chicago Bulls | 82 | 1 |
23 | Houston Rockets | 82 | 1 |
24 | New York Knicks | 82 | 1 |
25 | Orlando Magic | 82 | 1 |
26 | Portland Trail Blazers | 82 | 1 |
27 | Sacramento Kings | 82 | 1 |
28 | Oklahoma City Thunder | 82 | 1 |
29 | Charlotte Hornets | 82 | 1 |
30 | Detroit Pistons | 82 | 0 |
今シーズンも、日本人選手所属チームは日本語解説が多めです。
第1位は八村塁選手が所属するロサンゼルスレイカーズの24試合、第3位は渡邊雄太選手が所属するブルックリンネッツの15試合でした。
八村選手がトレード前まで所属していたワシントンウィザーズも、12試合で第4位にランクインしています。
その一方で、今シーズン最も躍進を遂げたサクラメントキングスや、NBAチャンピオンに輝いたデンバーナゲッツの試合は1〜2試合しか日本語解説が実施されていません。
おそらく来季以降も日本語解説に関しては、日本人選手所属チームとゴールデンステートウォリアーズが中心になると思いますので、応援しているチームの日本語解説に期待している方はご注意下さい。
ちなみにプレーオフでの日本語解説試合数ランキングはこちら。(プレーイントーナメントも含む)
チーム | 全試合数 | 日本語解説 | |
---|---|---|---|
1 | Miami Heat | 25 | 20 |
2 | Los Angeles Lakers | 17 | 17 |
3 | Boston Celtics | 20 | 16 |
4 | Denver Nuggets | 20 | 16 |
5 | Golden State Warriors | 13 | 8 |
6 | Philadelphia 76ers | 11 | 8 |
7 | Phoenix Suns | 11 | 8 |
8 | New York Knicks | 11 | 7 |
9 | Memphis Grizzlies | 6 | 6 |
10 | Atlanta Hawks | 7 | 3 |
11 | Minnesota Timberwolves | 7 | 3 |
12 | Chicago Bulls | 2 | 2 |
13 | Los Angeles Clippers | 5 | 2 |
14 | Sacramento Kings | 7 | 2 |
15 | Oklahoma City Thunder | 2 | 2 |
16 | Cleveland Cavaliers | 5 | 1 |
17 | New Orleans Pelicans | 1 | 1 |
18 | Brooklyn Nets | 4 | 1 |
19 | Toronto Raptors | 1 | 1 |
20 | Dallas Mavericks | 0 | 0 |
21 | Houston Rockets | 0 | 0 |
22 | Milwaukee Bucks | 5 | 0 |
23 | Orlando Magic | 0 | 0 |
24 | Indiana Pacers | 0 | 0 |
25 | Portland Trail Blazers | 0 | 0 |
26 | San Antonio Spurs | 0 | 0 |
27 | Utah Jazz | 0 | 0 |
28 | Washington Wizards | 0 | 0 |
29 | Detroit Pistons | 0 | 0 |
30 | Charlotte Hornets | 0 | 0 |
前述の通り、プレーオフに関しては中盤以降ほぼ毎試合で日本語解説が行われますので、勝ち進んだチームの日本語解説試合数はその分多くなります。
こちらは参考程度にご覧下さい。
日本語解説が多いチームの傾向
ではここまで見てきたチーム別日本語解説試合数から、NBA Rakutenで日本語解説が多いチームの傾向をまとめておきたいと思います。
前述の通り、日本人選手が所属するチームは日本語解説がかなり多いです。
八村塁は出場頻度も高いため、特に日本語解説が多く実施される傾向にあります。
またここ数シーズンは、スター選手の所属するチームも比較的多めに日本語解説が行われてきました。
移籍などでスター選手が集まったチームなど、日本国内でも人気の高いチームの試合で日本語解説が配信されがちです。
3つ目のメインスポンサーに関しては、楽天グループ株式会社の契約状況次第。
楽天とFCバルセロナとの契約が終了した例もありますので、今後の動向にも注目しておきましょう。
ここで紹介している傾向はあくまで過去のシーズンをもとに筆者が独自に検証したものではありますが、NBA Rakutenを始める際の参考になれば幸いです。
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2023年10月20日からは、楽天モバイルユーザー向けの「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」が始まりました!
楽天モバイルユーザーなら、NBA Rakutenの全試合・全コンテンツが追加料金なしで利用できますので、NBAファンの方はこの機会に楽天モバイルへと乗り換えるのがおすすめです!!
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まとめ
今回はNBA Rakutenにおける、チーム別の日本語解説試合数を検証しました。
この先も配信状況は変化していきますので、また来シーズンの終了後にも検証してみたいと思います。