専門知識がなくても手軽に始められる「はてなブログ」は、ブログ初心者の方にも大人気です。
ただ、はてなブログで少しずつブログ運営に慣れてきたら、次はワードプレス(WordPress)で本格的なブログを作ってみたいと考える方も少なくありません。

はてなブログの無料版からでもワードプレスに移行できるの?

もちろん!移行する手順は簡単だよ!
ということで今回の記事では、はてなブログ無料版からワードプレスへの移行を実際に経験した筆者が「はてなブログ無料版からワードプレスへ移行する手順」についてまとめました。
初めての方でも簡単に移行する方法や、移行してからの具体的な流れなども詳しく見ていきましょう。
この記事では上記のような押さえておくべきポイントについてしっかりと理解できるようになっています。
ワードプレスをよく知らないという方でもゼロからわかるように解説していますので、これから移行する際の参考にしてみて下さい。1

画像引用元:https://www.conoha.jp
現在ConoHa WING公式サイトでは、期間限定のWebサイト制作応援キャンペーンを実施中!
ワードプレスを手軽に始められるWINGパックのベーシックプランが、今ならなんと最大50%OFFで利用できます!
はてな無料版からワードプレスへ
筆者は実際に、はてなブログ無料版からワードプレスへと移行しました。
まずは筆者のはてなブログ運営実績や、移行するに至った理由などについて紹介しておきたいと思います。
はてなブログの運営実績

- プラン:はてなブログ無料版
- 運営 :2019年6月〜
- 収益化:2021年2月〜
- 投稿 :2記事 / 週
- 収益 :約20万円 / 月
主な運営実績は上記の通り。
これ以前に個人ブログを運営していた経験は特になく、「はてなブログ無料版」が初開設のブログです。
始めは趣味の一環として記事を投稿していましたが、徐々にPV数が伸びてきたこともあり2021年頃からブログ収益化を行いました。
意外にも収益化を始めてすぐにある程度の収益が発生し、毎月の収益額は平均して約20万円ほどで落ち着いています。
最も多いときだと1ヶ月の収益が月30万円を超えたことも。

よく「はてなブログ無料版だと収益化できない」なんて言われますが、もちろんこれは全くの嘘。
ブログ初心者の筆者でもこれだけの成果が出ているわけですから、ある程度の金額なら誰でも稼ぐことができるはずです。
はてなブログ無料版で収益化するためのポイントは別の記事で詳しく解説していますので、こちらも是非合わせてご覧下さい。
はてなPro?ワードプレス?
前述の通り、はてなブログ無料版でもある程度の収益を稼ぐことは可能です。
しかし本格的により多くの収益を目指すのであれば、やはり無料版よりも最適な場所があるというのは間違いありません。
はてなブログ無料版を既に運営している方なら、何となくそういったことを肌で感じていると思います。
ちなみに筆者がはてなブログ無料版を卒業しようと思った理由は以下の通り。
はてなブログ無料版から別のブログサービスへ移行するという場合、大抵がこんな理由になっているんじゃないでしょうか。
要するに「はてなブログ無料版ではできないこと」にも挑戦したくなったというわけです。
はてなブログ無料版を運営している方が本格的なブログを始めるとなったら、移行先として選択肢にあがるのはおそらく「はてなブログPro」と「ワードプレス」の二つ。
実際筆者もその二つでかなり悩みました。
なので上にあげた5つの理由を元に、はてなブログ無料版からの移行先は「はてなブログPro」と「ワードプレス」のどちらが最適なのかを比較検討してみましょう。
はてな無料 | はてなPro | ワードプレス | |
---|---|---|---|
運営費用 | 無料 | 有料 | 有料 |
サーバー契約 | 不要 | 不要 | 必要 |
独自ドメイン | 不要 | 自由 | 必要 |
SEO対策 | ◯ | ◯ | ◎ |
アレンジ性 | △ | ◯ | ◎ |
1. 今の収益で費用をペイできそう
「はてなブログPro」と「ワードプレス」は、どちらも運営費用がかかります。
これがはてなブログ無料版との大きな違いです。
毎月かかってくる運営費用の目安はこちら。
- はてなPro :600円〜
- ワードプレス:500円〜
ご覧の通り、運営費用は「はてなブログPro」も「ワードプレス」もそれほど大きな差はありません。
ワードプレスに関しては契約するレンタルサーバーの種類やプランによっても運営費用が異なりますが、個人ブログの場合は大体上記くらいが目安になると思います。
これくらいなら、はてなブログ無料版の収益で十分ペイできそうなので、運営費用に関してはどちらも甲乙つけ難いといった感じです。
2. 長期的にブログを続けていきたい
これは要するに「はてなブログ」というサービスに依存するかどうか。
はてなブログが初心者の方から支持されている要因の一つに、サーバー契約なしでブログ運営をできるという点があげられます。
もちろんPro版の場合にもサーバー契約は必要はありません。

ただこれは逆に言うとサーバーなどブログの根幹をはてなブログ側に委ねているわけなので、何らかの理由によって「はてなブログがサービス終了」となったらその時点で自分のブログも閉鎖せざるを得ないということ。
その点ワードプレスは自分でレンタルサーバーを契約してイチからブログを作成するため、自分がやめようと思わない限りずっとブログは続けられます。
はてなブログというサービスに依存せず、長期的にブログ運営を続けていきたいとなると、「はてなブログPro」ではなく「ワードプレス」にしておくべきです。
3. 独自ドメインを取得したい
ご存知の通り、はてなブログ無料版では独自ドメインを設定することができません。
SEO的にも独自ドメインを設定するというのは非常に重要なので、これは無料版の大きなデメリットの一つと言えます。
独自ドメインに関しては、「はてなブログPro」と「ワードプレス」どちらも設定することができます。
はてなブログProの場合はお名前.comなどで独自ドメイン(0円〜)を取得し、管理画面から入力するだけで簡単に設定可能。
今なら独自ドメイン1年分プレゼントキャンペーンなんかも実施されていて結構お得です。
一方のワードプレスは、契約するレンタルサーバーによって独自ドメインが永久無料で使えたりするものもあります。
例えば筆者の使っている「ConoHa WING」というレンタルサーバーの場合、追加料金無しで独自ドメイン2つが永久無料という特典付き。

ちなみに設定方法も簡単で、初期設定時に好きなドメイン名を入力するだけ。
専門知識は全く必要ありませんので、ドメイン設定をしたことがない初心者の方でも安心です。
独自ドメインに関して「はてなブログPro」も「ワードプレス」も手軽に設定できるというところは共通していましたが、追加料金なしで独自ドメインを利用できるレンタルサーバーがあるという点では「ワードプレス」に軍配といった感じ。
4. 今よりもっと収益を増やしたい
収益を増やすための施策は様々あります。
個人ブログの場合、まずは前述の独自ドメインと合わせてしっかりとSEO対策を行なわなければいけません。
実際にはてなブログで収益化を行なっていると分かるのですが、はてなブログはSEO対策を特にしなくても検索結果がまあまあ上位に掲載されたりします。
ただ裏を返すと、はてなブログでは自分から能動的にSEO対策のしようがないと言って良いかもしれません。
というのも、はてなブログは運営側のシステムに依存しているという性質上、自分では変更やアレンジを行えない部分が多くあります。
なので何かSEO対策のためにブログをいじったりするのは難しく、仮にやるとしても専門知識が無い方にとってはかなりハードルの高い作業です。
一方のワードプレスでは、SEO対策のための機能が元々組み込まれているテーマがあったり、プラグインという拡張機能を使うことで誰でも簡単にSEO対策を行うことができます。

上の画像は筆者が実際に使っている無料のワードプレステーマ「Cocoon」に標準搭載されているSEO対策機能です。
このようなSEO対策が簡単に行えたり、より踏み込んだSEO対策を運営側の制限なしでできるというのがワードプレスの良いところ。
収益を増やすという点を見ても、やはり「ワードプレス」が優勢といった感じでしょうか。
SEO対策が標準搭載された高機能テーマを幾つか紹介しておきますので、興味がある方はこちらも是非ご活用下さい。
5. ブログを効率よく運営したい
ブログの投稿数が増えてきたり、取り扱っているアフィリエイトの広告数が増えてくると、次第にその管理が大変になってきます。
限られた時間の中で副業としてブログ収益化を行うなら、できるだけ効率よくブログを運営していかなくてはいけません。
例えば「ある商品の情報を複数の記事で同時に更新したい」という状況を考えてみましょう。
はてなブログの場合、JavaScriptなどの専門知識があれば複数記事を一括で編集することも可能ですが、筆者のような素人にはかなりハードルが高いです。
なので記事を1個ずつ編集することになり、記事の数が多くなるほど膨大な時間がかかってしまうことに。
しかしワードプレスなら、複数の記事内容を一括で編集できる機能が標準機能として使えます。
例えば記事の冒頭などでよく見かけるこういったセール情報の囲み。

記事内にテンプレートを予め設置しておけば、複数の記事にあるこのテンプレートの内容を一括で更新することが可能です。
ワードプレスにはこういったブログを効率よく運営するための機能が無数に備わっており、筆者がワードプレスへの移行を決める大きな要因となりました。
ブログ運営の効率面でも、「はてなブログPro」よりも「ワードプレス」の方がかなり優れていると思います。
ここまで見てきた通り、筆者がはてなブログ無料版を卒業しようと思った理由から考慮した結果、「ワードプレス」が最適という結論に至りました。
もちろん個人差はあると思いますが、はてなブログ無料版からの卒業を考えている方は是非参考にしてみて下さい。
移行前に準備すべきこと
では移行先をワードプレスに決めたら、まず何から手を付ければ良いのでしょうか。
Googleで検索すればワードプレスへの移行方法は何となく分かりますが、はてなブログ無料版から移行する際の準備までは中々出てきません。
筆者もその点で少し苦労しました。
ただ筆者の経験から、はてなブログ無料版からワードプレスへ移行する方が事前に準備(決定)しておくべきことはたった2つです。
- 過去記事も引っ越すかどうか
- どのレンタルサーバーにするか
1つ目の「過去記事も引っ越すかどうか」とは、はてなブログ無料版で投稿済みの記事をワードプレスに持っていくかどうかということです。
言い換えれば、はてなブログ無料版で運営してきたブログを「残しておく」もしくは「消してしまう」のどちらにするのかということ。
個人的にはそのまま「残しておく」のをおすすめします。
というのも、はてなブログ無料版で既に少しでも収益化ができている場合は、その収益をワードプレスの運営費用に充てられるわけです。
実際筆者のはてなブログ無料版では、ワードプレスに移行したあとも継続して収益が出ていて、その収益でワードプレスの運営費用を十分にペイできています。
逆にまだ収益化をしていないブログだった場合、わざわざ過去の記事を移行する理由もありませんので、はてなブログ無料版をそのまま残しておけばOKでしょう。
2つ目の「どのレンタルサーバーにするか」に関しては、かなり悩みどころです。
はてなブログ無料版を運営している方にとってレンタルサーバーは無縁なので、大抵の場合はこのあたりで移行するのが面倒になってしまいます。
そういった方がワードプレスを始める際に重要なのは、ワードプレスを簡単にセットアップできる機能が付いているレンタルサーバーを選ぶということ。
ワードプレスを始めるにはサーバー契約の他にも、「ワードプレスをサーバーにインストールする」「独自ドメインを設定する」といった様々な作業が必要なのですが、レンタルサーバーの中にはそれらの面倒な手続きを一括でやってくれるものがあります。

はてなブログ無料版からワードプレスに移行する場合には、こういった機能が備わっているレンタルサーバーの中から、自分にあった運営費用のものを選ぶというのがおすすめです。
ここでは、はてなブログ無料版からワードプレスへ移行する際の定番レンタルサーバーをまとめて紹介しておきます。
どれもワードプレスを簡単にセットアップできる機能がついた人気レンタルサーバーですので、是非サーバー選びの参考にして下さい。2
初期費用 | 月額費用 | お試し期間 | 独自ドメイン | ディスク容量 | バックアップ | サイト高速化 | セキュリティ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Conoha Wing![]() (ベーシック) | 0円 | 660円〜 | なし | 2つ無料 | 300GB | 自動(14日間) | ◯ | ◯ |
エックスサーバー![]() (スタンダード) | 0円 | 792円〜 | 10日間無料 | 1つ無料 | 300GB | 自動(14日間) | ◯ | ◯ |
さくらサーバー![]() (スタンダード) | 0円 | 425円〜 | 14日間無料 | 1,952円〜 | 300GB | 要設定(8回分) | ◯ | ◯ |
ロリポップ!![]() (ハイスピード) | 0円 | 550円〜 | 10日間無料 | 1つ無料 | 400GB | 自動(7日間) | ◯ | ◯ |
mixhost![]() (プレミアム) | 0円 | 990円〜 | 30日間返金保証 | 1つ無料 | 400GB | 自動(14日間) | ◯ | ◯ |
・ConoHa WING

- おすすめ:ベーシック
- 初期費用:0円
- 月額料金:660円〜
- 主な特徴:無料ドメイン2つ
個人的に最もおすすめなのがConoHa WINGのレンタルサーバーです。
有名ブロガーから初心者まで幅広い層に利用されているConoHa WINGは、初期費用0円で月額660円から利用することができます。
独自ドメインが永久無料で2つまで利用できたり、最新のワードプレス高速化機能が付いていたりと、数あるレンタルサーバー中でも特に機能と費用のバランスが良いサーバー。
実際筆者もConoHa WINGのベーシックプランでこのサイトを運営していますが、表示速度も抜群に速くて今のところ文句なしの満足度です。
・エックスサーバー

- おすすめ:スタンダード
- 初期費用:0円
- 月額料金:792円〜
- 主な特徴:国内シェアNo.1
エックスサーバーは国内シェアNo.1を誇る大人気レンタルサーバーです。
その安定性やサーバー障害の少なさには定評があり、個人ブログとしてはこれ以上無いほどのスペックと言えます。
初期費用が3,300円かかるのが唯一のネックでしたが、キャンペーン期間中に申し込むと初期費用0円で始めることも可能。
10日間の無料お試し期間も好評ですので、この機会に是非エックスサーバーの使い心地を確かめてみて下さい。
・さくらのレンタルサーバ

- おすすめ:スタンダード
- 初期費用:0円
- 月額料金:425円〜
- 主な特徴:運営費用が安い
続いてのおすすめはさくらのレンタルサーバ。
さくらのレンタルサーバの特徴は、運営費用の安さにあります。
バックアップ機能やセキュリティ対策など基本的な機能が備わっていて月額425円からというのは、他のレンタルサーバーと比べても圧倒的に低価格です。
ただ独自ドメインの無料取得サービスがなかったり、他のレンタルサーバーに比べて速度が少し遅かったりするなどのデメリットも。
機能面よりもとにかく月々の運営費用を抑えたいという方におすすめのレンタルサーバー。
・ロリポップ!

- おすすめ:ハイスピード
- 初期費用:0円
- 月額料金:550円〜
- 主な特徴:コスパ抜群のプラン
最近になって再び人気が増してきたロリポップ!もおすすめです。
その人気の要因の一つに、ハイスピードプランというコスパ抜群のプランが登場したことが挙げられます。
ハイスピードプランはロリポップ!の中でも比較的新しいプランで、これまで以上に高い安定性と処理速度を兼ね備えたサーバーが月550円から利用できるようになりました。
しかもこのハイスピードプランは「ブログ収益化・副業スタートパック」という新サービスの対象プランなので、より手軽にワードプレスの収益化を始められるようになっています。
・mixhost

- おすすめ:プレミアム
- 初期費用:0円
- 月額料金:990円〜
- 主な特徴:最新技術が使える
最後に紹介するレンタルサーバーはmixhostです。
mixhostには「WordPressクイックスタート」という機能があり、たった3つの項目を入力するだけで簡単にワードプレスをセットアップすることができます。
実際にmixhostのレンタルサーバーを使っている方に聞いてみると、ピュアSSDやLiteSpeedといった最新技術採用の高速サーバーが非常に快適とのこと。
今なら通常1,980円のプレミアムプランが990円から利用できるキャンペーンも実施されていますので、超快適な高速サーバーをお得に始め得られるチャンスです。
ここで紹介した各社のレンタルサーバーであれば、初心者でも簡単にワードプレスをセットアップすることができます。
次は、これらのレンタルサーバーを使ってワードプレスを始める方法について見てきましょう。
ワードプレスの始め方
ワードプレスの始め方を詳しく解説していきます。
ブログを立ち上げてからの具体的な流れについても紹介していますので、これから移行を考えている方も参考にしてみて下さい。
ワードプレスを始める手順
ワードプレスを始めるには、大きく分けて4つのステップがあります。
具体的な流れは以下の通り。
- レンタルサーバーを契約する
- ワードプレスをセットアップ
- サイトの基本設定を行う
- デザイン・カスタマイズを行う
どのレンタルサーバーを契約してもこの流れが基本です。
ではそれぞれの手順を、実際の画像とともに詳しく見ていきましょう。
1. レンタルサーバーを契約する
ワードプレスを始めるにはまずレンタルサーバーの契約から。
今回は例として、筆者も愛用しているConoHa WINGのレンタルサーバーを契約する手順を見ていきます。
まずはConoHa WING公式サイトの申し込みページへアクセスして下さい。

公式サイトにアクセスすると各プランの詳細や料金一覧が表示されますので、お好みの契約プランを選択しましょう。
ちなみにConoHa WINGの場合は、独自ドメインが永久無料で利用できるWINGパックのベーシックプランがおすすめです。
希望するプランの下にある「お申し込み」ボタンをクリックすると、ConoHa WINGアカウントのサインアップページが表示されます。

左の「初めてご利用の方」にメールアドレスなどの必要事項を入力し、下にある「次へ」をクリックしましょう。
入力したメールアドレスにメールが届けばConoHa WINGのアカウント登録が完了です。
アカウント登録ができたら、次は実際にレンタルサーバーの申し込み手続きを行なっていきます。
色々と項目があって混乱するかもしれませんが、↓を参考に一つずつ入力していけば大丈夫です。

① 料金タイプ
そのまま「WINGパック」を選択しておけばOK。WINGパックとは、独自ドメインが永久無料で使えるお得なパックのことです。
② 契約期間
お好みの契約期間を選択しましょう。契約期間が長いほど月々の料金がお得になります。
③ プラン
おすすめは「ベーシックプラン」です。他のレンタルサーバーの場合は、先ほど紹介したおすすめプランを参考に。
④ 初期ドメイン
※こちらは独自ドメインではありません。初期ドメインは今後ほとんど利用しないものですので、何でもお好きな文字列を入力しておいて下さい。
⑤ サーバー名
契約するレンタルサーバーに名前をつけます。こちらも今後ほとんど利用しませんので、そのままの名前にしている方が多いです。
なんとレンタルサーバーの申し込み手続きはたったこれだけ。
続いてページ下にスクロールし、ワードプレスのセットアップを行なっていきましょう。
2. ワードプレスをセットアップ
2つ目の手順はワードプレスのセットアップです。
前述の通り、ConoHa WINGなど一部のレンタルサーバーにはワードプレスを簡単にセットアップしてくれる機能が備わっています。
こちらも↓を参考に必要事項を入力していって下さい。

⑥ WordPressかんたんセットアップ
そのまま「利用する」でOK。この機能を使えば、面倒なワードプレスのセットアップがあっという間に完了します。
⑦ セットアップ方法
はてなブログを使っていた方、初めてワードプレスを使う方は「新規インストール」を選択しましょう。
⑧ 独自ドメイン設定
大事な独自ドメインの設定です。zerowaka.comのような感じで、ブログに合ったドメインを取得しましょう。後半のトップレベルドメインは「.com」「.net」あたりが一般的ですが、お好みのもので大丈夫です。
⑨ 作成サイト名
新しいブログのタイトルを入力します。こちらは後からでも変更可能です。
⑩ WordPressユーザー名
ワードプレスのログインIDみたいな感じです。ニックネームとは違ってブログ上に表示されることはありませんので、普段から使い慣れている文字列で問題ありません。
⑪ WordPressパスワード
こちらもワードプレスログイン用にお好きなパスワードを設定しましょう。
⑫ WordPressテーマ
ワードプレスには「テーマ」というサイト全体のテンプレートのようなものがあります。テーマを変更することで、外観などのデザイン面だけでなく記事作成などの機能面もガラッと変えられるという仕組み。
特に利用したいテーマが無いという方には、無料の高機能テーマ「Cocoon」がおすすめです。大人気テーマなので、何か分からないことがあってもググればすぐに解説記事が出てきます。ちなみにこのサイトもCocoonを利用中。
以上の入力が完了したら、右にある「次へ」をクリックして下さい。
ここまで来ればワードプレスのセットアップは9割方完了で、あとは「お客様情報」と「お支払い情報」を入力するだけ。

必要事項を入力して「次へ」をクリックすると、SMS/電話認証の画面が表示されます。
SMS認証か電話認証を選択すると、入力した電話番号に認証コードが届くはずです。

上のように届いた認証コードを入れて「送信する」をクリックしましょう。
認証が完了したら、最後はお支払い情報の入力を残すのみ。

必要事項を入力し、下の「申し込む」ボタンをクリック。
これでワードプレスのセットアップまでが全て完了となります。
あまりにも簡単すぎて拍子抜けしてしまうかもしれませんが、たったこれだけで新しいブログが完成してしまいました。

はてなブログからワードプレスへの移行は以上で完了です。
次は、ワードプレスを始めてから具体的に何をすればいいのかについて見ていきましょう。
3. サイトの基本設定を行う
サイトの設定をどこまで行うべきかはブログの規模などによって個人差がありますので、今回の記事では全員が必ず行うべき基本的な設定を紹介しておきたいと思います。
ワードプレスを始めた方は、ここで紹介するリストを参考にまず最初の設定を行なってみて下さい。
- ワードプレスの基本設定
- 必須プラグインの追加
- Googleアナリティクスの導入
- Googleサーチコンソールの設定
- プライバシーポリシーの設置
- お問い合わせフォームの設置
・ワードプレスの基本設定

まずはワードプレスの基本設定から行いましょう。
具体的にやっておくべき設定項目は以下の通り。
- 一般設定
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション設定
- メディア設定
- パーマリンク設定
このあたりに関しては「ワードプレス 一般設定」や「ワードプレス 投稿設定」みたいな感じでググれば山ほど出てきますので、最新の設定方法を見ながら簡単にできるはずです。
筆者が参考にしたサイトも置いておきますので、こちらも是非ご活用ください。
→ 【絶対やっておくべき!】WordPressの初期設定を徹底解説|ワプ活
・必須プラグインの追加

ワードプレスの基本的な設定が完了したら、次はプラグインの追加です。
ブログを運営していく上で必須となるプラグインをワードプレスに導入していきましょう。
ここで紹介するのは、ワードプレステーマの「Cocoon」を使っている方に必須となるプラグインです。
Cocoonには元から様々な機能が備わっているので、他のプラグインと比べて必須プラグインの数は比較的少なめとなっています。
プラグイン | 内容 |
---|---|
Akismet Anti-Spam | スパム対策 |
BackWPup | バックアップ |
Contact Form 7 | 問い合わせフォーム作成 |
SiteGuard WP Plugin | セキュリティ対策 |
XML Sitemaps | サイトマップ作成 |
Broken Link Checker | リンク切れ対策 |
Edit Author Slug | 不正アクセス防止 |
EWWW Image Optimizer | 画像軽量化 |
WP Fastest Cache | キャッシュ最適化 |
ワードプレスでは上記以外にも60,000を超えるプラグインが存在します。
ブログを運営している中で「もっとこうすれば効率が上がるのに」「毎回ここが不便だな」と思ったら、何か良いプラグインがないかを検索してみましょう。
・Googleアナリティクスの導入

ブログの収益を伸ばしていくために欠かせないアクセス解析。
Google公式のアクセス解析ツールである「Googleアナリティクス」では、高性能で便利な機能を全て無料で利用することができます。
ワードプレスを始めたばかりの頃はあまり使用機会がないかもしれませんが、ブログを運営していると必ず必要な場面が一度は訪れるはずです。
なのでワードプレスを始めたタイミングで、Googleアナリティクスを導入しておきましょう。
→ 【最新版】WordPressとGoogleアナリティクスを連携・設定する方法|ワプ活
・Googleサーチコンソールの設定

ワードプレスを始めたら、Googleアナリティクスに加えて「Googleサーチコンソール」も導入しておいて下さい。
こちらは「訪問者がどのようにブログにアクセスしたか」などSEO対策のヒントを得られるツールです。
自分のブログがどのような検索キーワードからアクセスされているか、どうすれば検索順位をあげることができるのかなどを無料で簡単に調べることができます。
またGoogleサーチコンソールを導入したら、前述のプラグイン「XML Sitemaps」を使ってブログのサイトマップも登録しておきましょう。
→ 【最新版】WordPressをGoogleサーチコンソールに登録・設定する方法!|ワプ活
・プライバシーポリシーの設置

ブログを収益化していくならプライバシーポリシーの設置が必須です。
なぜならGoogleアドセンスやASPの利用規約の中に「必要事項を明記したプライバシーポリシーを設置すること」という決まりがあるから。
プライバシーポリシーの設置といっても、やることはたった2つだけ。
- プライバシーポリシー用の固定ページ作成
- 拾ってきたテンプレートをコピペ
どんなアフィリエイトサービスを使うかによって内容を修正する必要はありますが、こちらもググれば詳しく解説してくれている記事がいくらでも出てきます。
当ブログのプライバシーポリシーも参考に、ご自身のブログにあったプライバシーポリシーを設置してみて下さい。
・お問い合わせフォームの設置

「お問い合わせフォームの設置」というのも、一部アフィリエイトサービスを利用する際の必須事項となっています。
またお問い合わせフォームを設置しておけばメールアドレスを公開することなく訪問者との窓口作ることができますので、ブログを立ち上げたらなるべく早めに設置しておきましょう。
お問い合わせフォームの作成には、前述のプラグイン「Contact Form 7」が便利です。
詳しい使い方などは、Contact Form 7の公式サイトからご確認下さい。
以上でワードプレスの基本的な設定は完了です。
あとは実際にブログの外観をデザイン・カスタマイズしていきましょう。
4. デザイン・カスタマイズを行う
最後はブログのデザイン・カスタマイズを行います。
基本的には、はてなブログの管理画面にあった「デザイン」と同じ要領です。
ただワードプレスの方が格段にアレンジの幅が広いので、参考までに当ブログで行なったデザイン・カスタマイズの流れをまとめてみました。
ブログ作り序盤の目安としてお役立て下さい。
- サイトのデザインテーマ決定
- ロゴ・ヘッダー・アイコン作成
- トップページのカスタマイズ
・サイトのデザインテーマ決定

ここで言うデザインテーマとは、サイトをデザインしていく上での方針のようなものです。
ブログを作るにあたって、まずはどのような外観にするのかをイメージして、デザイン・カスタマイズの方針を決めておきましょう。
具体的にやるべきことは3つ。
- 他サイトを参考に全体像を考える
- 基本カラーを決める(3色まで)
- ブログのフォントを決める
最初は外観の全体像をイメージするためにも、他のサイトのデザインを参考にしてみるのがおすすめです。
同じワードプレステーマを使っているサイトなどを参考にするとイメージが湧きやすいと思いますので、「Cocoon サイト デザイン」みたいな感じで検索してみて下さい。
またサイトの基本カラーを決めておくのも重要なポイント。
当ブログの場合には「#487AB9」「#F2EEDA」「#67C2C4」という3つの色を基本カラーにしています。
ブログをデザインしていく中で色を使う場面は多々あると思いますが、基本となる色を予め3つほどに絞っておけば全体的にまとまったデザインになるはずです。
同様に記事内で使うフォントも予め決めておきましょう。
・ロゴ・ヘッダー・アイコン作成

ロゴやヘッダーに関して、はてなブログで使っていたものをそのまま活用するという方もいらっしゃいます。
もちろんそれもアリなのですが、せっかくなら気分新たに作り直してみるのも良いかもしれません。
ロゴやアイコンの作成には、グラフィックデザインツールCanvaがおすすめ。
当ブログで使用しているロゴやアイコン、各記事のヘッダー画像はすべてこのCanvaで作成したものです。

Canva Proを使えばプロのデザイナーが作った数多くのテンプレートを利用することができますので、筆者のようなデザイン素人でもロゴやヘッダー画像を数分で作れてしまいます。
とりあえずブログのロゴだけでもデザインしておきたいという方は、Canva Proの無料トライアルを使って本格的なロゴを作ってみて下さい。
・トップページのカスタマイズ

ロゴやアイコンが完成したら、次はブログのトップページをカスタマイズしましょう。
ワードプレステーマ「Cocoon」を使っている方は、Cocoon設定から以下のような項目を調整します。
- ヘッダー
- グローバルメニュー
- アピールエリア
- フロントページ
- おすすめカード
- サイドバー
こちらも他サイトなどを参考に色々とカスタマイズしてみて下さい。
どのあたりに広告を設置するのかを考えてカスタマイズしておくと、収益化したあとに調整する手間が省けるのでおすすめ。
以上でブログの基本的なデザイン・カスタマイズは終了です。
あとは実際にブログ記事を投稿していきながら、少しずつ外観を整えていきましょう。
ワードプレス移行から2週間もすれば、ほぼイメージ通りのブログが出来上がっているはずです。

画像引用元:https://www.conoha.jp
現在ConoHa WING公式サイトでは、期間限定のWebサイト制作応援キャンペーンを実施中!
ワードプレスを手軽に始められるWINGパックのベーシックプランが、今ならなんと最大50%OFFで利用できます!
まとめ
今回は、はてなブログ無料版からワードプレスに移行する手順をまとめて紹介しました。
移行する際の参考になれば幸いです。